Peach Bloom (ピーチブルーム)とは
Peach Bloom (ピーチブルーム)は1998年にスタートした、日本の帽子デザイナー入澤 恭子の帽子専門のアトリエです。 ピーチブルームは1998年にスタートしました。 それ以降、長きにわたり日本の帽子専門メーカーとして皆様にご愛顧いただいています。
アトリエでは一貫してデザインからパターン、サンプル制作、そして商品の制作まで一人の人間が責任を持って行うスタイルを採っています。(※一部、量産の場合は信頼のできる国内の帽子作家さんに制作の依頼をする場合もあります) 出来上がったサンプルは全てデザイナーが試着し、本当に素敵なデザインに仕上がっているか。 そして、かぶったときのかぶりごこちのチェックまで丁寧に行ってはじめて商品化されます。 帽子専門のアトリエだからこそできる、ひとつひとつへの思いをこめた帽子たち
毎日の日常のなかで特に印象に残った「見たもの」「聴こえたもの」「香り」「味」「触感」。 そして「目に見えないイメージ」。 五感、いや六感まで刺激されたなかから帽子のデザインが生まれます。 デザイナーの頭の中には、常に作りたい形の帽子でいっぱい。 デザインすることが楽しくてしょうがない。そんな毎日。 そのデザインを具体的な形に表現します。 これも長年の経験を基に試行錯誤を繰り返して、帽子のパターン(型紙)を作り上げていきます。 時にはいきなり紙にフリーハンドでラインを描いて、時には布で立体裁断で。 その出来上がりの形に最短距離で近づく方法を(時には回り道もありますが)。 型紙ができたら、サンプルづくりです。実際の生地で縫ってみる。 生地の厚みや柔らかさによって芯地の選定、希望のシルエットになるかを細かくチェック。 そして、実際に出来上がった帽子をかぶってみて鏡で見てみる。 これで納得がいくものが出来上がったらいよいよお客様にお見せできる帽子の完成です。 信頼する帽子作家さんたちの協力も
ピーチブルームの帽子は基本的にはアトリエでの制作。
OEMなどの数の多いご注文には、アトリエの中では作りきれないときもあります。 そんなときには信頼する帽子作家さんたちにお声をかけて作るのを手伝ってもらいます。 アトリエと同じように、一人で全工程手作業でお願いします。 基本的には帽子の工場さんにはお願いしません。 なぜなら、工場さんの場合、芯貼り〜裁断〜縫製も各パーツによって複数の人たちがかかわります。 仕上げも金型にいれてかっちりとした仕上げになってしまいます。 ピーチブルームの帽子は「かっちりとした仕上げ」を目指してはいないのです。 あくまでも柔らかさにこだわった「かぶりごこちのいい帽子」を目指しているからです。 工場生産とアトリエ制作の違い
工場生産とピーチブルームのアトリエ制作の帽子の決定的な違い。 多くの工場生産の場合の型紙は、仕上がり寸法に近いサイズで作ります。 全てのパーツを縫い合わせたときには、実際の仕上がり寸法より小さいサイズに縫いあがります。 最後の仕上げの金型にいれる作業で、仕上がりサイズまで伸ばすという方法。 ピーチブルームの型紙は、実際に仕上がる寸法より1cm〜ときには3cmくらい大き目な型紙を作ります。 そして、クラウン(頭が入る部分)とブリム(つば・ひさし)の差も。ブリム(つば・ひさし)は内側にはいるのでクラウンよりも少し小さ目。 全て縫い合わせたときには、少し仕上がりサイズより大き目。 最後の仕上げに内側にベルト(サイズリボン・スベリ)をつけるのですが、そのサイズを仕上がり寸法にしてつけます。 この工程の違いによって、かぶりごこちの差がでるのです。 工場生産の帽子は仕上げのときにサイズを伸ばしている状態なので、もうそれ以上伸びにくい。
ファッションビルや路面店への出店。直営店は10年の実績があります。
ピーチブルームは2001年に文京区本郷にアトリエを構えました。 アトリエを構えた矢先、業界の新聞でなにげなく目にした記事。 「新宿ルミネがチャレンジショップをスタート予定」 お店を出すことは全く想定していなかったのに、好奇心から問合せの電話をしてみると あれよあれよという間にまさかの急な出店決定。 アトリエを構えたのが6月。お店出店は9月。 はじめての直営店、新宿ルミネ店はそれから2008年まで、約7年ほど。 そして、お台場店・ラフォーレ原宿店・明治通り店・千葉パルコ店などへ次つぎと出店させていただきました。 誰も知らない小さな帽子のアトリエ。しかも当時は個人事業主。 こんなに小さな帽子作家でも、あんなに立派なファッションビルにお店を出させてもらえるなんて。 それから今まで、ファッションビルのご担当者への感謝の気持ちを忘れることはありません。 そしてなにより、当時からのお客様に絶え間なく支えていただいていることは一生の宝物になっています。 ストックホルム・コペンハーゲン・そしてパリの展示会へ
アパレルの合同展示会の企画による、海外の展示会への交換プログラム。 なにげなく応募してみたところ、なんと合格。 一番最初の海外の展示会はスウェーデンのストックホルムでした。 はじめての海外展に戸惑いながらも、海外のお客様からの高評価に少しだけ自信がついた翌年 こんどはデンマークのコペンハーゲン。まさかの2度続けての合格。 コペンハーゲンの展示会では、コペンハーゲンの百貨店「イルムデパート」からのご注文をいただきました。 素敵で明るくテンションの高いバイヤーさんがピーチブルームの帽子を見たときの 彼女の興奮はいまでもとても印象に残っています。 「Fabulous !! Great !!」 の連続で片っ端から帽子の試着をされご注文。 そして彼女から 「なんでパリの展示会にいかないの??私、毎回行ってるから、次はパリに来てね!!」 そんな言葉に誘われるがまま、Who's Nest展示会・prmiere classeは年に2回。5年間10回連続出展し、海外(主にヨーロッパ)のお客様からもご好評をいただいております。 そして、ついにアジア。香港のワールドブティック香港、香港ファッションウィークなどにも出展するようになり、アジア圏のお客さまにも少しずつ浸透してまいりました。 【海外出展展示会実績】
ついに、憧れの世界で一番古い老舗の帽子屋さん、James Lock様からのご注文
パリの展示会で二人の女性がピーチブルームのブースにすっと入ってきて、「ピーチブルームの帽子を注文したい」と。 ふと彼女たちの持っている紙袋に目をやると「James Lock」の見覚えのあるロゴマーク。 まさか?!と思いながらも注文書のサインはしっかりとJames Lock. ついに!あの老舗中の老舗、ロンドンのジェームスロック様からのご注文をいただいたのです。 (James Lockは古くはチャップリンや皇室、そしてジョニーデップなどもご用達の1600年代創業のロンドンの帽子専門店) そして、円での取引にするか、ユーロにするか、ポンドにするのか。 彼女たちは「日本に販売することはよくあるけれど、日本から仕入れることはないので税理士さんと相談するから、通貨はあとできめさせていただいていい?」 日本から仕入れることは無かったとは!!(嬉) 結局、ユーロでの取引になったのですが、普通のエアメールで小切手が送られてきて、イギリスの小切手を見たことがなかった私はなにかの控えと勘違いして「お支払いがないと、商品送れません!」とメールを送ったところ「小切手を送ってある」とのお返事。 インターネットの画像検索で、届いたものがイギリスの小切手だったと知ったときは冷や汗がでました(笑) 日本国内の企業様からも厚い信頼をいただいています。
2001年より、日本国内の各種合同展示会に出展し、多くの帽子専門店様、小売店様、百貨店様に信頼をいただいております。 【日本国内出展展示会実績】
【取引先実績】
【御問合せ】 TEL: 03-6751-4445 order2 peachbloom.com 問合せフォームはこちらから 企業様とのコラボレーションやOEMも承っております。
アパレルメーカー様や帽子専門メーカー様をはじめ、各方面の企業様とのコラボレーションブランドやOEMも承っております。 【コラボレーションブランド・OEM実績】 逸見織物(秩父銘仙)・ムーンバット株式会社「Torcere by PeachBloom(トルチェレバイピーチブルーム)」・オーロラ株式会社「Carameliser(キャラメリゼ)」・イオン株式会社「tornai le mumu」・マルセイ株式会社「la cocotte」・リバティプリント×ピーチブルーム・烏帽子(ulim)×PeachBloom 他 アパレルメーカー様や帽子メーカー様、小売店様とのWネームやOEM多数 ※OEMやコラボブランドのご用命の際の注意事項
【御問合せ】 TEL: 03-6751-4445 order2 peachbloom.com 問合せフォームはこちらから テレビドラマや番組・舞台・広告などへの衣装提供
ピーチブルームの定番品からオーダーメイドの帽子まで、ピーチブルームの帽子はドラマや番組・舞台・広告などに使っていただくこともあります。 【今までにご協力させていただいた方々】 工藤夕貴 様/夏菜 様 /阿部寛 様/かたせ梨乃 様/北川景子様/国生 さゆり様/ココリコ 様/鈴木亜美 様/地井武夫 様/猫ひろし 様/浜崎 あゆみ様/深田恭子様/山上兄弟 様/リン・チーリン 様 /渡部篤朗 様 / ゴーちゃん。(テレ朝キャラクター)/ エネゴリくん 他多数 【今までにご協力させていただいた番組】 『山女日記』(NHK-BS) /『月の恋人〜Moon Lovers〜』(フジテレビ)/『結婚できない男』(フジテレビ系列)/ 松本清張生誕100年スペシャル 『中央流沙』(TBS) ●商品の貸出し、リースなども行っております。 【御問合せ】 TEL: 03-6751-4445 order2 peachbloom.com 問合せフォームはこちらから ときには新聞・雑誌・テレビ番組の取材なども
帽子やショップ紹介のみならず、デザイナー自身も新聞や雑誌、テレビ、ラジオなどの取材もお受けすることがあります。 【雑誌】 The HAT magazine(イギリスの帽子専門雑誌)/帽子スタイル/装苑/FUDGE/オレンジページ/FEMALE/Mina/FINE/大人のヘアカタログ/みづゑ/フロム・ エー/ガテン/Cosmopolitane/Say/帽子をつくろう/他多数 【本】 「好き」をシゴトにした人―WORK FILES 01‐59/ど素人がはじめる起業の本/ファッションデザイナーになろう!―学習まんが仕事完全ガイド 【ラジオ】 TBSラジオ/渋谷FM/J-wave 他 【テレビ】 にじいろジーン/スーパーJチャンネル/王様のブランチ/世界は今(JETRO) 他 【インターネット】 All About/カウネット/トレンダーズ 他 【新聞】 朝日新聞/繊研新聞 他 【取材申し込先】 TEL: 03-6751-4445 order2 peachbloom.com 問合せフォームはこちらから セミナー・カルチャースクール・美術大学などでの講義
【講義・講師実績】
TEL: 03-6751-4445 order2 peachbloom.com 問合せフォームはこちらから 帽子専門のアトリエだからこそできる、帽子のオーダーメイド。
帽子専門のアトリエだからこそできる、帽子のオーダーメイド。 ピーチブルームのデザインのなかから選んでいただき、頭のサイズに合わせ、生地を選んでいただくカスタムオーダーメイドのタイプと、ご要望にそって、デザインからご提案するフルオーダーメイド。 どちらのスタイルでもお受けしております。 2001年にアトリエを構えてから オーダー実績は2,000件以上。 多くのお客様から信頼していただき、何度もご依頼されるケースも少なくありません。 【御問合せ】 TEL: 03-6751-4445 order2 peachbloom.com ピーチブルームのアトリエショップ
東京・世田谷の閑静な住宅地。 小さな一軒家にピーチブルームのアトリエはあります。 三軒茶屋と下北沢のちょうど中間。どちらからもお散歩にはいいコース。 駅からいろんなお店を寄り道しながら、世田谷らしい住宅地にはいると隠れ家的なレストランやお菓子屋さんなどが、ぽつり、ぽつりと点在しています。 お手入れされたお庭のお花などを見ながらのお散歩もたまにはいいかもしれません。 住宅地のなかに突然現れる、帽子屋さんみたいな一軒家。そこがピーチブルームです。 サンプル品から一点もの、定番の帽子までずらりと並んだ帽子たち。 アトリエの奥で帽子を作りながら、平日の午後はショップとしてオープンしています。 (予約制) 商品の貸し出しや帽子の販売、オーダーメイドなど承っております。 ご来店は渋谷からのバスがおすすめです!! ピーチブルーム アトリエ 〒155-0032 東京都世田谷区代沢4-16-2 TEL : 03-6751-4445 ※予約してからお越しくださいませ。 ・ はじめまして!ピーチブルームの帽子デザイナー 入澤 恭子です
私は幼少のころからものづくりが大好きで、小学生の時にはすでに自分の服やバッグなどを手作りするほどになっていました。 いつしか、帽子に興味を持つようになり、趣味で帽子教室に通い始め、ついに趣味が高じて帽子デザイナーという職業になってしまいました。 帽子のWEBメディア&帽子のオンラインスクール United Hatters(ユナイテッド ハッターズ)ファウンダー 週に2回(火・金)スタンドFMで音声配信しています 【PeachBloomデザイナー 入澤 恭子プロフィール】 1970年8月14日生まれ(桂歌丸師匠・杉良太郎と同じ誕生日) 文化服装学園 通信講座 挫折 帝京大学文学部心理学科卒業 エスモードジャポン クールデュソワール スティリズムコース・モデリズコース終了(夜間コースのことです) ユミコイトヤマ帽子教室 趣味:帽子作り・アコーディオン・料理・時代劇 特技:帽子作り・南京たますだれ・第二種電気工事士 好きな音楽:クレズマー系・ミュゼット系・渋谷系 好きな食べ物:牡蠣・ウニ・カニ・魚・昆布 好きな飲み物:ワイン・日本酒・紹興酒・ホッピー 好きな言葉:Think Different マイブーム:園芸・発酵食品・NFT 「夢は日本の帽子のクリエイターが世界で活躍するように応援すること」 広告代理店で6年半営業職を務め退社、その後フリーのブローカー業を経てピーチブルーム設立 帽子作家・帽子デザイナーを名乗るようになったのが1998年。それ以来、99%外出するときは帽子をかぶっています。 毎日いろいろな帽子をかぶり、そして帽子を制作し、実際に店舗を構え販売もする側になりお客様に帽子をかぶっていただき、喜んでいただく。 帽子をかぶってお客様の顔がぱっと明るくなる瞬間。そんなひとときが最大の幸せです。 せっかく似合っているのに、とても素敵なのにかぶらないのはもったいない!! 帽子をかぶってみたいけれども、どう選んだらよいのかわからないという方、ぜひともPeachBloomの帽子を試してみて下さい。 そして帽子をとりいれたファッションを楽しんでいただきたいです。 毎日が何倍も楽しくなるのですから!! ピーチブルームの帽子を楽しんでかぶってくださる方へのメッセージ
ピーチブルームの帽子を気に入ってくださる方へ。 ピーチブルームのデザインだからこそ選んでいただく方へ。 そして、デザイナー入澤の心意気が気にいったという方へ。 たとえば、衣装提供して有名な女優さんや、アイドルの方にピーチブルームの帽子をかぶっていただくことも少なくありません。 その時に、一時的にその帽子が爆発的に売れるということがあります。 芸能人のだれそれがかぶったから。 有名人のだれそれが使っているから。 そんな理由で、ピーチブルームの帽子を選んでいただくとき・・・本当はありがたいことです。 しかし、私はとても傷つきます。 ピーチブルームの帽子のデザインを気に入ってくれる方だけでいいんです。 ピーチブルームの帽子のかぶりごこちを気に入ってくれる方だけでいいんです。 ピーチブルームのデザイナー、入澤の心意気に共感してくださる方だけでいいんです。 私はそういう方たちだけのために帽子を提案し続けていきます。 そういう方たちだけののために 絶対に似合う帽子、絶対に帽子が似合うかぶり方 絶対にあなたが素敵に見える帽子 絶対にあなたがかっこよく見える帽子 絶対にピーチブルームの帽子をかぶってここちよい気持ちになれる方法を 懸命に考えて全力でご提案し続けていきます。 「こんな帽子が欲しい」「帽子とファッションのコーディネイトの相談したい」といったご要望やご意見、ご質問などがありましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。 ピーチブルームはお客さまのご要望やご相談にできる限りお応えし、より素敵な帽子作りを続けていきたいと思っています。 どうぞ、これからもピーチブルームをよろしくお願いいたします。 |